不調でした・・(続編)
2005.05.30 Monday
やっぱり、午前中に病院へ行ってきました。
何でもまず自己診断するくせのあるわたしは、今回悩みました。
吐き気や寒気が治まった今となっては、筋肉痛のような気もするし、婦人科系の気もするし、
お腹の中の異常かもしれない、でも、ただの風邪とも?
あれこれ悩んでいたってしょうがない。いくら自分の身体だからって、わたしは医者じゃない。
あたりまえか。
受付で症状を軽く聞かれ「整形外科で診てもらいましょうかね?」と。
やっぱりどうも内臓関係だと強く思っていたわたしは、さらに症状を詳しく説明し、
希望通り内科へ回してもらうことに。
先生、若いっ。(まずしょっぱなの感想。といっても同じ歳くらい?)
この二日間の状態を詳しく訴えたあと、お腹を触診。
押さえられると痛い箇所がいくつかあるため、レントゲンとエコーを受けることに。
レントゲン終了後、先生がエコーをしてくれた。
なんかちょっと、軽く世間話(?)とかもしながら、なんともおかしな空気というか、
楽しいエコーでした(笑)
ゼリーの上をくるくる、ゆっくり回しながら細かく説明してくれます。
腸の中もきれい(便もたまってない・出血もない・腫れもない)、尿もたまってない、
子宮・卵巣あたりを押さえても、見る限り異常はない。
腸内炎症やガンや、あらゆる事を想定して、それによる状態も話してくれた。
どれにも当てはまらない。
わたしの内臓は、どこもかしこも、何の異常もないようだ。
「きちんと、正常に動いてます」
痛みが軽くなってきていることからも、薬などは何も飲まずに、様子をみましょう、と。
「何もはっきりした診断結果が言えずにごめんなさい」
なんて良い医者なんでしょう。
で、その結果「”筋肉痛”でしょう」と(笑)
土曜の午後、慣れない体勢で思い荷物を持ったり運んだりしたせいかな・・・
たしかに、腹筋も使ったし、特に痛かった・・・
「慣れない腹筋を使うと、お腹が張ったり、吐き気をもよおしたりします」
でも、まさかあれくらいの事で、筋肉痛だなんて。
土曜日のあの歩けない状態なんて、もうわたし死んじゃうんじゃないかと不安に思ったくらいなのに。
でも、よかったあ。何事もなくて。
「子宮の大きさも、年齢的にはごく普通だし、卵巣も特に異常はないようです」
婦人科に診てもらうまでもないでしょう、と。
実はこれが一番ブルーだった。やっぱり、なるべくなら婦人科は行きたくないもの。
(は!がん検診行かなきゃっ!)
ただ、全ての検査が終わったあと、2枚のレントゲン写真を見せてくれながら先生が言った事。
「かなりの”遊走腎”ですね」
なんだそれ?聞いたことないぞ??
そう、字のごとく、腎臓が動く、んです。
寝た状態でのレントゲン写真と、立った状態でのレントゲン写真、
腎臓の位置があまりに違いすぎてます。立つと、腎臓が思いっきり下にさがってます。
椎骨2個分以上下がってました。多くの「遊走腎」の場合、1個分くらいらしいです。
でも、特に何も問題はないそうです。(良いことではないが)
初めて知りました。自分の腎臓が立つと下に下がるなんて。
「スリムな方に多いです」
ここでもわたしは先生に好感を持ちました。
”痩せた人”と“スリムな”とは、わたしの中では違うのです。妙なこだわり?わたしだけ?
その先生は、とても詳しくいろんなことを教えてくれました。
とどのつまり、わたしは「運動不足ってことなんですかね?」と尋ねると、
先生も笑っておりました。
がははははっ!!!!!!!
あーー、病院行ってよかった!
そうそう、エコーの時、先生が感動していた事があります。
「ここは、どうですか?痛みますか?」
「いえ・・そこは」
「じゃあ、虫垂炎でもないですね」
「あ、盲腸なら切りました」
「え?うそ?どこに傷がありますか?」
「たしか・・えっと、右か左に・・」
「(笑)通常は右です。臓器が左右転換しないかぎりはね(笑)」
「(赤)そうなんですかっ!じゃ、右です!」
「どこにあるの?さっきお腹診た時には傷がなかったように思うけど」
先生が立ち上がって部屋の電気をつけました。
わたしは上体を起こし、傷口を探して指で指しました。
「ほら、ここです」
「!!!!!これはすごい!!!神業だっ!!」
「えっ?」
「こんなきれいな傷跡・・!気づかないはずだ。本当に手術して切ったのですか?」
「はい、メスで切られました」
「素晴らしいっ」
先生は、何度も口にしてました「職人芸だ」「神業な手術だ」と。
なんだか、わたしはとてもうれしくなり、ちょっと得意げな気分になりました(笑)
お騒がせしたお礼に。
盲腸の手術をされる方、わたしにご一報くだされば「神の手」を持つ医師をお教え致しますわよ!
*今ではメスを入れなくても良いそうですが、わたしの場合は緊急を要するくらいの状態だったので、
手術しかなく、診察したその日に即入院させられ、翌朝には手術でした。
<メモ>
「筋肉痛」と「遊走腎」について学習。授業料、4,000円なり。
何でもまず自己診断するくせのあるわたしは、今回悩みました。
吐き気や寒気が治まった今となっては、筋肉痛のような気もするし、婦人科系の気もするし、
お腹の中の異常かもしれない、でも、ただの風邪とも?
あれこれ悩んでいたってしょうがない。いくら自分の身体だからって、わたしは医者じゃない。
あたりまえか。
受付で症状を軽く聞かれ「整形外科で診てもらいましょうかね?」と。
やっぱりどうも内臓関係だと強く思っていたわたしは、さらに症状を詳しく説明し、
希望通り内科へ回してもらうことに。
先生、若いっ。(まずしょっぱなの感想。といっても同じ歳くらい?)
この二日間の状態を詳しく訴えたあと、お腹を触診。
押さえられると痛い箇所がいくつかあるため、レントゲンとエコーを受けることに。
レントゲン終了後、先生がエコーをしてくれた。
なんかちょっと、軽く世間話(?)とかもしながら、なんともおかしな空気というか、
楽しいエコーでした(笑)
ゼリーの上をくるくる、ゆっくり回しながら細かく説明してくれます。
腸の中もきれい(便もたまってない・出血もない・腫れもない)、尿もたまってない、
子宮・卵巣あたりを押さえても、見る限り異常はない。
腸内炎症やガンや、あらゆる事を想定して、それによる状態も話してくれた。
どれにも当てはまらない。
わたしの内臓は、どこもかしこも、何の異常もないようだ。
「きちんと、正常に動いてます」
痛みが軽くなってきていることからも、薬などは何も飲まずに、様子をみましょう、と。
「何もはっきりした診断結果が言えずにごめんなさい」
なんて良い医者なんでしょう。
で、その結果「”筋肉痛”でしょう」と(笑)
土曜の午後、慣れない体勢で思い荷物を持ったり運んだりしたせいかな・・・
たしかに、腹筋も使ったし、特に痛かった・・・
「慣れない腹筋を使うと、お腹が張ったり、吐き気をもよおしたりします」
でも、まさかあれくらいの事で、筋肉痛だなんて。
土曜日のあの歩けない状態なんて、もうわたし死んじゃうんじゃないかと不安に思ったくらいなのに。
でも、よかったあ。何事もなくて。
「子宮の大きさも、年齢的にはごく普通だし、卵巣も特に異常はないようです」
婦人科に診てもらうまでもないでしょう、と。
実はこれが一番ブルーだった。やっぱり、なるべくなら婦人科は行きたくないもの。
(は!がん検診行かなきゃっ!)
ただ、全ての検査が終わったあと、2枚のレントゲン写真を見せてくれながら先生が言った事。
「かなりの”遊走腎”ですね」
なんだそれ?聞いたことないぞ??
そう、字のごとく、腎臓が動く、んです。
寝た状態でのレントゲン写真と、立った状態でのレントゲン写真、
腎臓の位置があまりに違いすぎてます。立つと、腎臓が思いっきり下にさがってます。
椎骨2個分以上下がってました。多くの「遊走腎」の場合、1個分くらいらしいです。
でも、特に何も問題はないそうです。(良いことではないが)
初めて知りました。自分の腎臓が立つと下に下がるなんて。
「スリムな方に多いです」
ここでもわたしは先生に好感を持ちました。
”痩せた人”と“スリムな”とは、わたしの中では違うのです。妙なこだわり?わたしだけ?
その先生は、とても詳しくいろんなことを教えてくれました。
とどのつまり、わたしは「運動不足ってことなんですかね?」と尋ねると、
先生も笑っておりました。
がははははっ!!!!!!!
あーー、病院行ってよかった!
そうそう、エコーの時、先生が感動していた事があります。
「ここは、どうですか?痛みますか?」
「いえ・・そこは」
「じゃあ、虫垂炎でもないですね」
「あ、盲腸なら切りました」
「え?うそ?どこに傷がありますか?」
「たしか・・えっと、右か左に・・」
「(笑)通常は右です。臓器が左右転換しないかぎりはね(笑)」
「(赤)そうなんですかっ!じゃ、右です!」
「どこにあるの?さっきお腹診た時には傷がなかったように思うけど」
先生が立ち上がって部屋の電気をつけました。
わたしは上体を起こし、傷口を探して指で指しました。
「ほら、ここです」
「!!!!!これはすごい!!!神業だっ!!」
「えっ?」
「こんなきれいな傷跡・・!気づかないはずだ。本当に手術して切ったのですか?」
「はい、メスで切られました」
「素晴らしいっ」
先生は、何度も口にしてました「職人芸だ」「神業な手術だ」と。
なんだか、わたしはとてもうれしくなり、ちょっと得意げな気分になりました(笑)
お騒がせしたお礼に。
盲腸の手術をされる方、わたしにご一報くだされば「神の手」を持つ医師をお教え致しますわよ!
*今ではメスを入れなくても良いそうですが、わたしの場合は緊急を要するくらいの状態だったので、
手術しかなく、診察したその日に即入院させられ、翌朝には手術でした。
<メモ>
「筋肉痛」と「遊走腎」について学習。授業料、4,000円なり。